アメリカンアイドル考察
先週末でアメリカンアイドル シーズン8がファイナルを向かえ
大いに盛り上がりました!!!
が・・・優勝者はクリス・アレン君。
私的には「なんで?!」という展開でしたが、
彼の優勝には若い女性の人気が大きかったというのは
なんだか時代の流れが見えるような気がする・・・。
というわけで私なりの分析をしてみました。
私のお気に入りだったのは、
ダニー・ゴーキー君とアダム・ランバート君。
ダニーは妻の死を乗り越えて唄う努力家でバラードでは他の候補者を圧倒する歌唱力でした。
彼が予選の最初の方で唄った「HERO」には思わずTVに向かって叫んでしまったほどの感動。
そして、アダムはカリスマ性を持ったロックスター。
10歳からミュージカルに出ていたこともあって歌だけではなくパフォーマンスも完璧でした。
彼はファイナルでKISSやQUEENと共演したのですがまったく引けを取らず、特にQUEENの曲は亡きフレディを思いだし鳥肌ものでした!!!
でクリスはというと、予選本選を通してあんまり目立たない印象。
もともと「ぼくより歌のうまい人はたくさんいる」とか本人も発言していて、辛口審査員からは「その謙虚さが気に入らない」とか言われたりもしていました。
ベスト13に残った直後に結婚していることを発表。
(23歳の大学生なのに!)
これも審査員からは「もう少し後から発表した方が良かったんじゃないか」と言われても「でも愛してるんだ」とか言っちゃったりします。
写真撮影のときに「セクシーに!!」とか言われると逆に照れて目を伏せたりします。
とこんな感じのクリス君ですが、なんだか見えてきませんか??
彼は日本で言うところの「草食系男子」なんです。
そんな彼がアメリカの若い女の子達から「キュート!!」と言われて大人気となりダークホースから本命二人を押しのけて優勝しました。
経済の悪化で草食系男子が人気になり、しかもその不況下でも元気な若い女性がその人気を作っている。
日本の水嶋ヒロ同様、時代に合ったアイドル誕生ですね。