どんな状態で言うか

前回は「何を言うかより誰が言うかが大切」というお話をしました。

実は誰が言うかに加えてもう一つ大事なポイントがあるのです。

それは「どんな状態で言うか」ということ。

例えばお母さんとか恋人とか、好きだし信頼している人から言われたことでも
こんな風に思ったことはありませんか?

「言ってることは分かるけど、そんな言い方しなくてもいいんじゃない?!」

私はしょっちゅう思っていました。

自分がどんなに正しかったり、相手にどんなに落ち度があっても
怒りにまかせて怒ってしまったり、泣きわめいてしまったりすると
言いたい事や伝えたい事がきちんと伝わらないことが多いのです。

もちろん「私は怒っている」とか「私は悲しい」など感情を伝えたい時は
怒っても泣いてもいいと思います。

でもその先に「どうして怒っているのか?」とか「同じことをしないで欲しい」など
感情以外に伝えたい事、具体的にしてほしい事を伝えたい時は難しいですね。

相手には当たり前のことでも自分には我慢できないほど嫌!!ということもあるので
特にそんな時は、感情だけぶつけても相手はまったく理解できないでしょう。

ポイントは
●感情は態度ではなく言葉で伝える
●感情の基となった出来事を客観的事実として伝える
(こう思ってやったんでしょ!?などは思い込みの場合も・・・)
●してほしい行動などを具体的に相手に提案、確認する
(ただし強制しないことです)

できるだけ、冷静に・真剣に・自分の為に・相手の為にを考えて
伝わりやすい状態を作って伝えていきましょう。

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