五月病ってどんなもの?
前回、「次回は依存についてもう少し書きますね」・・・
と言ったのですが、依存は深ーい問題なので
どうやって書こうかと悩んでしまいました。
私の考え方も含めて、まとまり次第お送りします。
さて、「五月病」の季節です。
4月に環境や人間関係が変わって、それに適応できずにいるうちに
長期の休み、ゴールデンウィークに入ってしまい、
そのまま学校や仕事に行けなくなってしまうというもの。
学校や会社に行けなくなる原因としては、
疲れがドッと噴出してしまうとか
長期の休みにやる気が削がれるとか言われています。
私はその他に2つ理由があるのではないかと思っています。
ひとつは新しい環境や役割に対して高い理想や希望を描いていて
それが挫折したり崩れたりした場合です。
例えば第一志望の学校に合格したものの、
思っていたイメージと違うとか
勉強について行けないなどで挫折をする。
昇進してやる気満々で転勤したものの、部下が従ってくれないとか
営業成績が上がらないなど自信を失うようなことが起こる。
もう一つは新しい行動が習慣化する前にお休みに入ってしまう事です。
習慣化にかかる時間は
行動習慣:読書、日記、整理整頓、勉強、家計簿などは1ヶ月
身体習慣:ダイエット、運動、早起き、禁煙、筋トレなどは3ヶ月
思考習慣:プラス思考、論理的思考などは6ヶ月
と言われています。
これを考えると、新しい学校や仕事に通う通学・通勤だけでも
(行動習慣ですね)習慣化するまで1か月かかる事になります。
通勤や通学の為に早起きが必要だったとしたら、
習慣化に3か月かかりますし
学校や仕事が変わることで考え方を変える必要があったら
6か月かかるわけです。
その間に長期の休みが入ってしまったら、
以前の習慣に戻ってしまうなど
最初の段階にリセットされてしまいます。
これでは学校も仕事も、行きたくなくなってもむしろ当然です。
ですから、これから夏休みまでの3か月で習慣化していけば大丈夫!!!と
考え方を変えてみるのはいかがでしょう?
理想や目標が高くて挫折してしまいそうな方も、
その目標を細かく分けて一日の目標や週間目標として
少しずつクリアしてみましょう。
みなさんの周りにも五月病気味の方がいたら、
ご参考にしてみて下さいね。